福島に見にいこうよう。 [東北の風景]
【NEX-7】
夜明けの磐梯山。
磐梯吾妻スカイラインへ、吾妻小富士編。
すっかりマラソンブログになっていましたが、そろそろ戻ってきましょうかね。
春に裏磐梯に行った時に知った、浄土平という場所。
近いうちに行きたいなーと思いつつ、季節は廻って秋になってしまいました・・・・・・
その浄土平の紅葉が見ごろになっていると聞きつけ、今が行き時!と深夜から車を走らせて
行ってきました。
しかし、気温3度とか、海抜ゼロメートルとの気温の差の大きさにめげそうになりましたわ。
現在、無料開放されている「磐梯吾妻スカイライン」へ。(H24.11.15マデ)
道中はものすごい濃霧だったのですが、磐梯山の麓に着いた頃には、
空はすっかり晴れ渡っていました。
この時点で午前7時前ですが、すでにスカイラインには、あちこちでたくさんの三脚が立っていました。
うーん、みなさん朝が早いですねぇ。
右の高い山が磐梯山。左側には猪苗代湖が見えています。
この眺めを見ただけでも、あー、ここまで来てよかった~と思えます。
標高1300mあたりに登ってくると、あたりの木々が赤く色づいていました。
浄土平に到着しました。
吾妻小富士と一切経山の間に広がる、小さな湿原。
ここに大きな駐車場とレストハウスがあるのですが、さすがにまだガラガラです。
一切経山へ向かうと思われる、登山客もすでにたくさんいました。
俺は、来たいと言っていたものの、それほど下調べをしてきたわけでなく、
ここにきて、あー、ここから登れる山もあるのねー、という感じでした。
ということで、浄土平を挟んで反対側にある吾妻小富士に登ることにしました。
ここは噴火口まで登っていくと、ぐるっと火口を1周1時間程度でできると調べてありましたので。
とりあえず噴火口までの長い階段を登ります。
オススメ散策コース、みたいな紹介がされていたので、遊歩道でもあるのかと思いましたら、
天然そのままの噴火口でした。
これもまた御鉢めぐりと言っていいのでしょうか??
左が火口。右は急なガレガレの斜面です。
いやん、落ちたら痛いわー(痛いで済むか知りませんが)
しかも、ものすごい突風で、身をかがめて吹き飛ばされないようにしながらの散策。
時間が早いせいか、この散策路に挑んでいるのは俺一人。
吹っ飛んだら、誰も見つけてくれないだろうな(汗)
でも、火口のふちから見える下界の紅葉がまた、素晴らしい感じで。
死ぬーとか言いながらも、心はウキウキです。
遠望も晴れ渡っていて気持ちがいいです。
右の方が安達太良山になるのかなー?
案内表記が散策路にはないうえに、あまりよくわからないので、間違っているかもしれませんが・・・・・・
右下の方が福島市になるので、見える山は宮城県の山ということになりそうです。
位置関係がさっぱりわかりませんww
浄土平を走る磐梯吾妻スカイライン。
米粒より小さい車が、荒野を走って行きます。
なんともたまらんこのスケール感。
通りで硫黄臭いわけだ・・・・・・
向かい側の一切経山からガスが噴出しています。
現在、活発に火山性ガスを噴出している状態とのこと。
一応、浄土平周辺は、今のところは人体に問題の無い濃度だそうです。
この後も、登山客でにぎわっている様子を見ましたが、やっぱりこういう山はおっかないですねぇ。
ガスは知らないうちに危険な状態になっている場合があるからなぁ・・・・・・
1周するのにちょうど1時間かかりました。
写真で見ると、なんだか下っていけそうに見えますが、実際はもっと急なのでやめましょう。
荒々しい噴火口のあちこちに紅葉。
あとあとの写真まで見返しても、浄土平からの吾妻小富士全体をおさめた写真が1枚もない!
メモ代わりに撮っておいたこの看板だけww
っていうか、必死こいて歩いて、全然、吾妻小富士がわかる写真がない!
・・・・・・まいりましたねぇww
ちなみに山頂もどこかわかりませんでした。
なんか看板でもあったのかな?っていうネジはあったけど。
1時間歩いてきましたが、まだ午前8時。
ここからさらにスカイラインを進みます。
・・・・・・次からはちゃんと紅葉している写真ですww
Ha-Se さん、こんばんは!
浄土平とはまた何ともそそられる名前ですね。
道中の猪苗代湖が見えるあたりや、雲海のようにも見える眺望もさることながら、
磐梯吾妻スカイラインのスケール感がものすごいですね。
いつか行ってみたいなと思わせてくれる風景ばかりです!
by 華 (2012-10-23 17:30)
華さん>>
華さんこんばんは~!
かつての浄土信仰の名残か、地獄とか浄土なんて名前の場所は各地にありますが、
新潟市から一番近い浄土ではないでしょうか?(確認してませんがw)
新潟市から下道で3時間くらいで行けますよー。
スカイラインは車を停められる場所が限定されているのですが、
じっくり見たい場所ですねー。
by Ha-Se (2012-10-28 00:34)