山古志のもふもふと傷痕 [きなせや新潟]
【α55】
もふもふに会いにおいでよ。
ということで、長岡市の山古志地区に、アルパカに会いに行ってきました。
山古志の油夫(ゆぶ)というところに、小さな小さな「アルパカ牧場」があります。
牧場というより、広場、と言った方がしっくりくるくらいの場所です。
ここで、数年前からアルパカが飼育されています。
今は10頭くらいいるのかな。
集落のじぃちゃんばぁちゃんが、自分の孫のように可愛がっているのだそうです。
がっしがっしと柵から顔を出して、エサをねだってきます。
エサをもたずに触ろうとしても、ぷいっとそっぽを向かれてしまいますw
「アルパカのエサ」は設置されたガチャガチャで、100円で買うことができます。
なんか、干し草みたいなやつでしたね。
青い草はアルパカがおなかを壊すそうです。
あかちゃんもいました。
手前のころころしたのは、う〇こです。
え、書かなきゃ気が付かないのにって?ww
もふもふですが、キリっとしたヤツもいます。
アルパカというと、白か茶色なイメージでしたが、黒いのとか混色もいるんですね~
ごはんの時間になりました。
みんなエサに夢中になってしまったので、「アルパカ牧場」をあとにすることにしました。
山古志地区といえば、中越地震で3回立て続けにあった大きな揺れの、
最初の地震の震源地のすぐそばです。
(当時は山古志村)
よく下調べしていかなかったので、今回はたどり着けませんでしたが、今、ここにはなにかあるのかな?
地図で見ると、何もない山の奥って感じですが。
あの地震の時、山が崩れ、川がせき止められ、たくさんの家が沈みました。
山古志の中をグルグル走り回って、木籠(こごも)という集落にたどり着くことができました。
震災当時、この集落の映像が、毎日、テレビで流れていました。
今も沈んだままにされています。
今ではすっかり、あの震災の傷跡は見えにくくなっていますが、
ここにしっかりと、残されていました。
こうして残されている傷痕だけでなく、まだまだたくさんの傷痕もあるのでしょうけど、
「地震で沈んだ村 皆の力でここによみがえる 山古志木籠」という石碑を青空の下で見て、
なんともいえない力強さを感じたのでありました。
新しいもふもふアイドルも迎え、これからも山古志が復興していくことを祈ります。
おはようございます。
メディアでは取り上げられなくなっても、その爪跡から被害の大きさが
垣間見れます・・・
石碑の力強さ、写真からもしっかり感じられますよ。
私もふもふちゃんは見たことないんですが、イメージ通りの癒し顔の中に
眼光鋭い彼(彼女?)、しかも黒色にはウケました。
by メタボ暦4年 (2011-08-31 09:16)
メタボ歴4年さん>>
あの震災から復興した・・・とはなかなか書けません。
同じ県民ですが、本当に復興をとげたのかは現地の人しかわからないと思うので。
結局、県民だってメディアを通じてしか知らないので、こまめに足を運ばないとなとは思っています。
キリっと黒いのはまぶたのところが白っぽいのが、ちょうど吊り上っているように見えるんですよね^^;
by Ha-Se (2011-09-03 01:21)