アルペンルートを行く：キラキラノカケラ：SSブログ

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アルペンルートを行く　[旅行記] [編集]

【ＮＥＸ－５】

立山・富山の記　-２-　アルペンルートを行く

立山黒部アルペンルートの、富山県側の入り口、立山駅です。
初日はここの駐車場で車中泊をしました。初日の話はまた後日。
今回の旅行記は、大きい出来事をまず書くことにします。
時系列にそって書いていくと、細かいところ忘れていく可能性があるのでｗｗ

朝起きて、始発のケーブルカーで出発することにしました。

向かう先はもちろん室堂。

往復切符が４１９０円・・・・高いorz

しかし、長野県側からアルペンルートを利用して室堂まで上がるとなると、
往復８８００円にもなります。
貧乏なので、少しでも安く上がるように、自力で富山県側まで来ましたｗｗ

ちなみに黒部ダムに上がるには、長野県側から上がる方が安上がりです。
（自分用メモｗｗ）

始発の改札を待つ列。

平日ということもあってか、思っていたほど混雑している印象はありませんでした。
行列に並んで切符を買ったりしなきゃいけないんだろうなーと、思っていたので、
ちょっと肩すかし。
まだ眠かったので、ぼーっと並んでいましたｗｗ

立山ケーブルカーに乗り込み、まずは美女平まで上がります。
乗車時間はわずか７分！
標高差５００ｍを一気に登ります。

すいません階段上りながら撮ったので、ブレブレです。
ＩＳＯがオートになってると思ってたら、２００にしてあったみたい・・・・・・

外から見ると、小さなケーブルカーですが、意外と定員は１２０名と、
大勢乗ることができます。

ここのケーブルカーは、荷台を連結している珍しいケーブルカーなのだそうです。

黒部ダム建設の際には、物資の運搬に活躍したのだとか。
現在は、観光客のスキーや、大きなザックを載せるのに使われるそうです。

ちなみに、この７分のケーブルカーだけでも、片道７００円かかります・・・・・・
マイカー規制のため、アルペンルートの乗り物を利用するしかないのですが、
乗せられてる感、強し。さぞや儲かっていることでしょう。
あ、観光バスなどは有料道路を使って、バスのまま室堂まで上がれるみたいです。

美女平からは立山高原バスに乗り換えます。
ここから室堂まで５０分のバスの旅。ぐねんぐねんと曲がりながら１５００ｍ近く登ります。

ま、高原バスと言っても、名前だけで普通の観光バスでした。
一応、名所では徐行したり、称名滝の見えるポイントでは停車したりしてました。

満席だったので、写真を撮っている余裕がありませんでしたー。

風景をぼーっと眺めながら、長いなーという印象もなく、あっという間に室堂についてしまいました。

おそらく、この行きのアルペンルートでは久しぶりのまともな登山を前に、
かなり緊張していたと思われますｗｗ

アルペンルートの名物、雪の大谷。
ゴールデンウィークの頃には、バスよりも遥かに高い雪の壁の間を、バスが通る風景が見られますが、
この日は高い方で、高さ９ｍ。
（写真中央あたりに写っている雪の壁面が、雪の大谷です。）
雪の壁だなーってくらいの感じでしたｗｗ

室堂ターミナルの駐車場はガランガラン。

やはり平日なせいでしょうか？
１日に山開きになり、観光シーズンのはずですが、混雑はしていませんでしたねぇ。
俺としてはかえって良かったのですけど。

室堂平にある日本最古の山小屋、「立山室堂」
国の重要文化財にも指定されていますが、わりと近年まで、実際に山小屋として使われていたそうです。

ってことは、２３年前に来た時には、まだ実際に使われていたのかな？
なんか古い山小屋の話は聞いた気がするんだけど、実際に見た記憶がない。
今回行ってみたら、フツーに登山道の横に立ってて、驚きました。
あれ？こんなに見つけやすいところにあったんだ？って

でも２３年前はまだ重要文化財に指定される前だったので、話だけで素通りだったのかもですね。