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みずつち作品めぐり 1 [みずつち2012]

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【α55】

『水と土の芸術祭2012』が始まりました。


7月14日から新潟市内各地で、『水と土の芸術祭』が始まりました。
これから12月24日までの5カ月間、様々なランドアートや、市民プロジェクトが開催されます。

前回の「みずつち」では、会期終了間際までその面白さを理解しようとせず、
やっと楽しみ始めた頃に終了してしまったので、とても残念でした。
しかーし!今回は、前売りでパスポートも購入しましたww
作品めぐりを楽しみたいと思います。

ということで、早速、作品めぐりを。
第1回目の今回は、早番で仕事が終わった後、日没までにいくつ回れるか!?
と、ガイドブックでルートを決めて出発しました。
だいたい2時間くらい。

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まず来たのは、なんだか「みずつち」の看板作品になっているような、
先日、完成した時にも紹介した、
No22『浴火鳳凰-Phoenix From The Flames』王文志 です。
通称『バンブーハウス』
ここにはいつ来ても人がいます。

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みなとぴあ に移動して、
No23『GOLDEN ZERO』藤江竜太郎

地面に金色の円ができていました。
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これなんと金箔ですよー。

時とともに金箔が剥げていく、儚さのゲージュツらしいです。
すでにだいぶ剥げている気がしなくもないですが・・・・・・
まだ始まったばかりだよねぇ。いつからここに貼られていたんだろう?

儚さというか、朽ちていくものの美しさみたいなもんでしょうか?
生憎と天候が思わしくなく、全然ゴールデン感がなかったんですがww
また天気のいい日とか、満月とのコラボなんかもおもしろそうですね。

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みなとぴあから信濃川左岸を歩いて行くと、すぐのところにある、
No24『Heart washing room -こころの洗濯-』佐藤仁美

初めに見た時は、うーん、これは撮るのに困ったなぁ・・・とおもったのですが・・・・・・
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これが意外と、撮っていて楽しいww
これも夕暮れ時でなく、もっと太陽光の強い時が面白いでしょうね。
風のある日などは、くるくる回ったりしそうです。
もう少し大きくてもいいかなーとも思いますが。
あと、前回の芸術祭でも思いましたが、なぜにココなのか?が謎。
背景が良くないんだよねー。

うん、これは思ったより楽しいww

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時間がないので、夕日の高さを見ながらどんどん行きます。
入船みなとタワーそばにある『風のタイムトンネル』は、トラックが横付けされて、
なにやら作業中。まだ完成していないのか??

ということで、今回はこれだけ。

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前回の「みずつち」の時に製作されたいくつかのランドアートは、
今回、再展示ということでナンバーが振られています。

関分記念公園にある、
No39『心園の渡り』(2009)管懐賓

再展示はいいんだけど、2年前から海っぱたで潮風を浴び、
本体は塗装が剥げたりさびたり一部破損していたり・・・・・・
『GOLDEN ZERO』みたいに、朽ちていく美しさがテーマならわかりますけど、
これはそうではないですよねぇ。

再展示にあたって作品の修繕もするのかと思いきや、そのまんまです。
しかも、今回のみずつちを前に、突然周囲にロープが張られました。
これまでは、中から撮ったりしてたんですが、
こうされてしまうとロープ越しに見ることしかできません・・・・・・
近づいて触れられることもランドアートの魅力だと思うんですけどねぇ。

しかも、こうして再展示になるランドアートもあれば、
じつは前回展示されたもので、再展示扱いになってないランドアートもあったりします。
その辺の線引きもわかんないですね。

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本日の最終目的地に、どうにか日没前にたどり着きました。

青山海岸の「なぎさのふれあい広場」にある、
No40『WIND』加藤立
まー、風力発電機ですね。
これも場所が良くない。字が見える方に立つと、字の向こうが駐車場なんです・・・
ここの広場に設置するなら、もう少しいい場所もあるだろうに・・・・
それか、あの「地獄のシーサイドストレート」の道路沿いに立てるとかさ。

前回も思いましたが、芸術がどうのの前に、設置する人にセンスが感じられないww
設置する場所もランドアートの製作者が決めてるのかなぁ??

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風力発電機ということで、「WIND」の字は電球が並んでいて、電気が通ると光ります。
ただ光だけじゃなくて、なんかパターンがある感じ。
しかも明滅しているので、すげー撮るのに苦労しましたww

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これも「なぎさのふれあい広場」にある
No41『日本海の視界』前山忠
砂浜にぽつーんと設置された額縁。
額縁の向こうは日本海と佐渡島。

動く風景画みたいな感じでしょうか。
これも色々なタイミングで何度も見てみたい作品ですね。
1回だけ見に来てもしょうがないものの代表格ですね?

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額縁の反対側は海ということで、土台が波にさらわれるのか、
せっせとスコップで砂をすくって土台を固めている方がいました。
作品を見に来る人がいると、しずかにこの流木のところへ行って、
見学者が去るまで休まれています。
もしかして作者さんなのだろうか??

なんか・・・そのうち台風が来たりして波が高くなると、土台さらわれそうですね・・・・・・
大丈夫か??

真正面からの額縁と、夕日が重なったりすると絵になりそうな気がします。
この日は、だいぶずれてましたがww
というか、雲が厚くて夕日は拝めませんでした。


なんとまぁ、2時間で6作品も巡ることができました。
まぁ、定期的に見ていきたい作品が多いので、今回はささっと下見もかねてって感じでしたが。
ここを書きながら思いましたが、ワタシ結構辛口ですか?ww
いや、楽しんでいるんですけどねww
定期観測が多いので、個別の作品ごとに紹介というよりは、今回のように、
めぐりレポート的な紹介がメインとなりそうです。
ブログの寿命も近づいていますしww

12月まで楽しみ尽くすぞー!


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コメント 2

moko

作品紹介ありがとうございます。
新潟県民で、来月見て歩こうと思っている者です。
アートといってもいろいろあり、自分の好みに合う合わないがあるものですから
こうしてご紹介されている記事を参考に回ろうと画策しておりました(^^ゞ
前回あまりにも分かり辛くて、道半ばで挫折したものですから。ほほ。

"辛口"とんでもございません。前回私も見ていてそう思いました。
「もうちょっと…なんかナ?」と。
辛口っぽくなるのは、期待値の大きさの表れと思います。
また是非作品めぐりの続編読ませてください♪
by moko (2012-07-26 20:20) 

Ha-Se

mokoさん>>

書き込みありがとうございます^^
そうなんですよねぇ。結局、好みもありますから、いろいろ巡っておもしろいものを探したいと思います。
書店にはみずつちの公式ガイドブック(400円)もありますので、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか?ただガイドブックには、完成イメージイラストみたいなものしか載っていないものも多々ありますが・・・・

また期間内になんどか作品めぐりをしたいと思います。
by Ha-Se (2012-07-31 07:37) 

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