みずつち作品めぐり ２ [みずつち2012]
【NEX-7】
西蒲区制覇編（20120809撮影分その１）
晴れた休日にはアートめぐりをしよう、というわけで、
広大な新潟市に点在する「みずつち」のアート作品。
この日は、もっともメイン会場から遠い土地と思われる、新潟市西蒲区にある
アート作品を巡ることにしました。
はじめに訪れたのは、よく行く上堰潟公園にある、
No.49『海抜ゼロ』土屋公雄APT（＝アートプロジェクトチーム）田原唯之+木村恒介
前回の芸術祭からの継続展示となる作品です。
あれから３年。放置された鉄くずのようなものに、ふたたび作品としてのナンバーが振られました。
何もない時にこれだけ見ると、なんであんなところにこんなものが置かれているんだろう？
と、思うと思います。なんか不法投棄？とか。
この作品は、先端まで歩いて行くと、水面と同じ高さから周りを見ることができるんです。
そういうものなんです。
・・・・・ただ、今回行った時は、先端部に水が溜まっていて行けなかったので、
『海抜（ほぼ）ゼロ』な感じでお送りいたしますｗｗ
つづいて、巻郷土資料館に展示されている
No.48のぞきからくり
胴にあるのぞき窓から中を覗くとこんな風に、細工が見えます。
どうやら、口上に合わせて中でからくりが動かす、動く紙芝居みたいな感じみたいです。
実際に口上を聞ける日もあるみたいなんですが、日が合わず。
日、といえば、この「のぞきからくり」の展示は8月19日（日）まで、となっています。
「みずつち」の期間内に巡ればいいやーと思っていたのですが、
この作品のように、もう展示終了してしまうものもあるみたいなんです。
ここへ向かう道中にガイドブックで時間を見て気が付きました。
あぶねー、コンプリートし損ねるところだった・・・・・・する気なのか？ｗｗ
岩室の「いわむろや」に移動しまして・・・・・・
西蒲区は各地に点在しているので、とにかく移動に時間がかかりますｗｗ
作品No.46『陽だまりハウス』西村正徳
黄色いビニールハウスですｗｗ
沢山の穴があけられていて、そこから中に光が差し込むようになっています。
先日、別の市民プロジェクトを見に行った時に、近くにいたおばちゃんが、
「今日見に行ったのなんてホント意味わかんなかったわ。黄色いビニールハウスがぽんとあるのよ」
すぐにコレの話だってわかりましたｗｗ
ちょっと、夏の炎天下ではこの中に入って陽だまりを感じたいとは思えませんで、
入口から覗いて終了しましたｗｗ
『陽だまりハウス』の近くに別のアート作品があるということで、歩いて行くことにしたら、
途中に「みずつち」の幟が立てられていて、作品紹介の看板も立っている。
あれ？と思ったら、どうやら市民プロジェクトの展示でした。
アート作品の他にも、新潟市内各地でこういった展示モノやイベントが開催されていて、
「市民プロジェクト」としてガイドブックにも載っています。
これは桜の名所である岩室の、治療した痕跡のある桜や、枯れてしまったものを展示して、
地域住民と自然との共生の在り方について考える・・・みたいな展示でした。
この「桜プロジェクト」は他に岩室に2か所で行われていて、
３か所見ると、もう少しわかりやすいのかもしれません。
岩室温泉街にある
作品No.47『根底/Roots』戸井田雄
民家の床に穴が開いています。
結構深くまで円錐状に掘られていて、そこには水が滲み出して溜まっているのが見えました。
日常では意識はしませんが、家の下には地面があるんだよーという感じでしょうか。
日常を掘り下げていって、実際に掘ってみた感じですね。
『根底/Roots』の受付の人に、隣も見て行ってくださいと言われて、入ってみると、
そこは美容院でした。
美容院のお店がここで、穴が開いた部屋があるのは美容院の居住部分なのでした。。
こちらの美容院も市民プロジェクトの展示のようでした。
岩室温泉は「みずつち」に限らず、アート展示に積極的に取り組んでいるみたいです。
今回の紹介はここまで。西蒲区後半戦はまた後日。
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