猪苗代湖マラソン ３

【TG-620】

磐梯高原猪苗代湖マラソン　猪苗代湖1周コースに挑戦！
第３回　『３９ｋｍエイド～５０ｋｍ』


さすがにちょっと疲れてきました。
39kmエイドに長居しすぎているな～と思いつつ、なかなかさぁいくぞと言う気分になれずに、
長居してしまいました。
でも、行くしかありませんので、じゃあ、またそろっと行ってきますわ。と再出発。
若干の空腹感と、口の中のネギ臭さを残したままのスタート。

まずは何やら公園の中を行きます。
途中で一度、ミスコースしそうになりましたが、感で回避ｗｗ

しかし、気になるのは口の中のネギです。
エイドでそうめんを食って、それなりの時間がたつのに、
他にもいろいろ食ったり飲んだりしているのに、口の中はネギ一色です。
これが、すごいストレスｗｗ

ついに猪苗代湖の対岸に到着しました。
うーん、円形なので対岸という表現はおかしいのですが、
いつも見ている猪苗代湖北岸から見ると、この辺りが対岸なのです。
あのいつも霞んで見えている場所に立っているのです。
ああ、これはちょっと嬉しいですねぇ。

坂の手前で給水。
ザバザバと水をかぶりまくります。
給水ポイントの家に住んでいるらしき方が、「ここが最後の坂だよ！」と旗を振っています。
これで最後ですかー。と答えつつ、俺は最後じゃないのを知っています。
だって、ゴールのホテルリステルって山の上だぜ？ｗｗ
まぁ、気休めでも嬉しいです。

ここもなんとか走っている感じでクリアしようと思ったのですが、
なんだかおかしいです。
少し進むと息が切れます。
ぜえぜえよたよたと、やっと登りました。
坂としてはここまでに登ってきた坂と比べたら、なんてことはない筈です。

やっとやっとでたどり着いたエイド。
ここは、まだ若い娘さんたちがｗｗパンフレットを見て名前を探して、
「はせさんお疲れ様です！」と声をかけてくれました。
これって、地味に嬉しいんですよね～。
酸素のスプレーと、エアーサロンパスを差し出してくれたのですが、
酸素はイマイチ用途がわからないのと、とくに痛みはなかったので、どちらも辞退。

空腹のままたどり着いたこのエイド、さぁ食べ物は！？
・・・・・・かき氷ｗｗ
と、みそ付ききゅうりｗｗ

・・・・腹にたまらん！！ｗｗ
でも、暑くてしょうがないので、とりあえずかき氷を2杯かきこみ、
少しでも腹の足しにと、きゅうりを頬張ります。
うーん、満腹感には程遠いｗｗ

このエイドはゴールまで21.0975kmです。
なんとここがハーフマラソンのスタート地点で、ハーフマラソンの参加者はここまでバスで運ばれてきて、
ここから走ります。
そしてフルマラソンの参加者はここまで猪苗代東岸を走ってきて、ここで折り返しです。
なんて複雑なんでしょうｗｗ
それぞれスタート時間が違っていて、ハーフはまだスタートの時間ではありません。

・・・・・・そういえば以前、土曜の午後スタートのハーフマラソンで、
マラソンをそんな暑い時間にやるなんて！と叩かれたマラソン大会があったなｗｗ
翌年から日曜の午前開催になったけどｗｗ新潟おいしいマラソンｗｗ

そういえば、先のエイドを旅立つ時、きら子さんに言われました。
「あとハーフくらいだから頑張ってね！」
その時は、あー、ハーフかぁ・・・・・・と、なんだか頭も回ってなかったのですが、
そうですよね。あとハーフマラソン走ればゴールじゃないですか！
ハーフマラソンなんて通常時ならなんてことない距離ですよ。
やっと、残りがハーフだということに気が付いて、がぜんやる気がわいてきました。
えっと、言われた時にピンと来なくてきら子さんスイマセンｗｗ
鈍いやつなんですｗｗｗ

ここで、この先に１３時半の関門がある。と耳にしました。
これは事前情報になかった関門です。
自分の突破は問題ないんですが、後方の会長とつゆさんは・・・・心配です。

やる気出してエイドを出たものの、それも長くは続きませんでした。
木の陰に立ち止まって、ちょっと休憩・・・・・・と足を止めます。
全然前の晩に寝ていないせいもあるのか、いよいよ目の奥からぐわーんと疲れがきました。
目の疲れのひどいやつみたいなやつですｗｗ
そこから頭痛に変わってきました。

熱中症？
そんな言葉も頭をよぎりますが、ここまでそれほど日向にはいませんでしたし、
風も心地よくて、暑さは感じていませんでした。
疲れているものの、足はまっすぐ動いていましたし、思考もはっきりしています。

とにかく空腹がしんどい。
バックパックからゼリーを取り出して飲みます。空腹が満たされるものではないと思いますが、
少しでも腹の足しになればと。

フルマラソンの部のゼッケンをつけたトップグループのランナーが、
すれ違いざまや、追い抜きざまに「頑張って！！」と声をかけてくれます。
「ありがとう！」と返すのですが・・・・・・
いや、あんたたちこそ頑張れねｗｗ
そう思って、追い抜いて行く人には「頑張ってー！」と声をかけていました。
しかし、正直、「ありがとう」って声に出すのもしんどいくらいしんどい・・・・・・

歩きたくはないけど、止まっていても進まないし・・・・・・と、
せめて競歩な感じで・・・と思うのですが、気が付くと歩いている状態。
ああー、つらいー。
48kmくらいのエイドで「つるかめ号」が待っているハズ。
そんなに遠くないはずなのに、進んでも進んでも全然たどり着かない。
後ろの2人も心配です、いつ「関門で引っかかっちゃったー」という連絡が来るんじゃないかと、
ヒヤヒヤしながらケータイを見ていました。
まーた、そんげ時に限ってさ、auお客様サポートだとか、メールマガジンがくんのな！
まったくヒヤヒヤさせんなってｗｗ

「つるかめ号」と落ち合うハズの47.5kmエイドに到着しました。
しかし「つるかめ号」の姿は見えません。
まぁ、コース上は車1台くらいの幅に、100km、65km（1周）に加えてフルのランナーまで走っているので、
ステップワゴンで入ってくるのは難しそうです。
大通りからも離れているようなので、ここにはもしかしたら来れないかもしれません。
元々、現地の情報を持っているわけでなく、道路地図だけで、次はこの辺りね、と
連絡しているので、行ってみたら行けなかった、という可能性もあります。

ここのエイドで、やっとごはんが！スタートしてから各地で見る稲荷ずしですがｗｗ
あとパンもありましたね。
ガンガン飛ばしていくフルの選手に先を譲りつつ、自分のご飯を頬張ります。
水分もたくさんもらって、やっと少し元気になってきました。
やはりハンガーノックだったのでしょうねぇ。

ゆっくりと食べながら「つるかめ号」を待ったのですが、現れませんでした。
これ以上待つのももったいないので、「先に進みまーす」とメールをして、
再出発です。

大通りから一本入った裏通りというか、地元の道みたいな道路がコースです。

白がフルマラソンで、青が100kmで、緑が1周コースのランナーです。
みんな混在。

足は空腹を乗り越えてやっと走れるようになりました。
それでもあの調子の良かった頃に比べたら全然なのですが。
給水ポイントが見えて、そこまで走ればいいのに、ずっと手前で歩きだしてしまって、
しまったまだ早かった・・・と何度も思うｗｗ

「つるかめ号」からは、今行くから進んでてねーとメールが来ていました。
後ろの二人はどうなんでしょうか？？
調子悪くなる前に聞いたきりで、それから「つるかめ号」にあっていないので、
ずいぶん長く状況を聞いていない気がします。
つゆさんに直接メールをする手段もありますが、返信する手間をかけさせたくなかったので、
こちらからは基本的に直接連絡は取らないことにしていました。
あの二人ならきっと、「ダメだった」って連絡が入らない限りは進んでいることでしょうし。

ただの給水エイドなのですが、
そのテントの奥で、おばちゃんたちが梨を向いてくれていました。
枝豆や漬物もあります。
梨には適度な塩気がｗｗ

疲れた体にはさっぱりとした果物がおいしいですね。
かといって果物は持って走れないしなーｗｗ
よくマラソン大会のエイドにはオレンジがありますが、
俺はあんまりエイドで柑橘系はいらないなー。
ただでさえスポーツドリンクも、持っているゼリーもみんな酸っぱいんだから、
もう酸っぱいのいりません。って思うｗｗ

50km地点に到達しました。
ここからは歩道のない国道を走ります。
もー、余裕なんてありません。
もう空腹感はなくなりましたが、今度は体力がありませんｗｗ
ついでに言えば、ここから極端に写真がなくなりますｗｗ

残り15km。
で、最終回に続く！！
「目標は2時！？そんなにかからないって！」
が、しかし！！の最終回に続く！！！

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