100kmマラソン　１：キラキラノカケラ：SSブログ

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100kmマラソン　１　[マラソンに挑戦！] [編集]

【TG-620】

「えちご・くびき野100kmマラソン」に挑戦　その１

1か月前に磐梯高原猪苗代マラソンで、初のウルトラマラソンを完走し、
それからわずか1ヶ月で、今度は100kmマラソンに挑戦ですｗｗ
とはいえ実はエントリーしたのは、くびき野の方が先なんです。
2年に一度しか開かれない大会で、人気のある大会ですから、定員になってしまっては困る、と
募集開始早々にエントリーしたのでした。

100kmと、50kmの2部門があるのですが、迷わず100kmにエントリー。
制限時間は13時間半です。
しかし、猪苗代湖での結果から、同じ走りでは完走は難しいと身に染みており、
かといって1ヶ月で何ができるわけでもなく、できるだけのことをしてくるか・・・・・・
と、やや下向きでの出発でした。
くわえて、前日に風邪をひきましたｗｗ
それまでは健康体だったのに、なにも前日にってｗｗ
当日になって薬が効いていたのか、熱はない感じだったのでスタートすることにしました。

100km部門のスタート地点は、リージョンプラザ上越です。
ここから、頸城野と呼ばれる広大な平野と、山間地をめぐる100kmの始まりです。

午前５時３０分、スタートです。
ウルトラマラソンは朝が早いのです。

まだ日の出を迎えない、暗い上越市内をランナーが静かに走って行きます。

『最初の３０kmはほぼ平坦。ここで大事なのは後に控える峠越えのために体力を残すこと』
そうアドバイスされていましたので、どんどんどんどん追い抜かれることにします。
キロ７分のペースで行ければいいかな、と。
もうちょっとペースは上げられそうですが、「気持ちよく走らないで、少し物足りないくらいで」と
猪苗代湖でのアドバイスも思いだし、
体力温存を心がけることにしました。

こんなに朝早くだというのに、もう沿道には応援の方が立っていてくださいました。
ありがたいですねぇ。

マラソン大会では大規模な交通規制が行われることがありますが、
ウルトラマラソンになると、基本的に交通規制はありません。
交差点や踏切などには、誘導員の方が立っていて、ランナーは止められます。

この日は雲が多く、日の出は拝めませんでした。
この先もずっと薄暗い曇りの天候で、おかげで気温が上がらなくて助かりました。
まぁ、見見晴らしはあまりいいとは言えませんけどねｗｗ
でも、景色よりも完走がしたい気持ちでした。

ぴったりキロ７分でのペースで進んでいました。
なんとなく熱っぽいような気もしてきました。やっぱりぶり返してきたか・・・・・・とおもいつつ、
止める気はありませんでした。これが喉風邪だったら、すぐに止めていたと思うんですけどねｗｗ
さすがにちょっと遅すぎるろうか？？
周りにいたランナーも「このペースだとちょっと速い」だとか、「このまま行けば完走だ」とか
言っているのが聞こえてきたので、まぁこのペースで行けばいいや、とペースは上げず。

レストエイドに到着。
オニギリとか笹団子とか、食べ物も豊富。

困ったことに、風邪薬を飲んでいるせいもあったのか、トイレに行きたくてしょうがない。
こんなにトイレに行きたくなるのは初めてで、この先も２つおきくらいのレストエイドでトイレに入っていました。
運よく並ばないで入れたのは良かったですが、結局、エイドに長居する原因に。

20km近くすでに走っていますが、ペースが遅いので特に疲労感は無し。
各地でこんな横断幕があって、歓迎されているんだなーと思えます。

事前に65km走っていたのは、良かったですね。
あの時40kmあたりまで余裕で走れたのが、今回とても精神的な余裕につながりました。

上越ももちろん米どころ。
米どころならではの風景ですね。
稲わら満載のトラックが走っています。

レストエイドに着くと、つい時間をとられてしまいます。
先を急ぎたい気持ちと、
「おそば食べて行ってくださーい！」
の声につられてしまう自分のせめぎあいｗｗ

結局、食うんですけどねｗｗ
オニギリは熱のせいか、飲みこみにくい。
蕎麦は、この量ですから物足りなくて、他の食い物を求めてエイドをうろうろｗｗ
飲み物も種類が豊富にありましたけど、あたたかい麦茶がこの日は一番うまかったなぁ。
もしかしてこれがトイレ通いの原因だったろっか？

今年の雪解けの季節に、山が崩れたところ。
ああ、ここだったのか・・・・・・いまだに工事が続けられています。
確かに、崩れそうには見えない、低くなだらかな山なんですねぇ。

走っている時に聞こえてきた防災放送で、
「今朝、～～区で熊が出て、1名の方が負傷されました。十分に注意してください」
というような放送が聞こえてきました。
ガーン。ってことはその辺にいるかもしれないってことかい？
沿道に立っていた子供が、
「がんばってくださーい。熊にも気をつけてください」
と言っていましたｗｗ